コレクターとサービサー

サービサー

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不良債権処理で一躍脚光を浴びたサービサー(債権回収専門会社)ですが、その定義が明確にならないまま、1999年に、債権管理回収業に関する特別措置法(通称「サービサー法」)が施工され、同年4月には、4社がサービサーとしての認可を受け、その後も増え続けています。

もともとサービサーとは、アメリカで活躍した債権回収代行業者を指します。1990年前後に、主にアメリカの破綻金融機関が保有していた貸付債権を処理したり、直接的な資産回収を代行するなどの役割を担っていました。

それ以後、ローンの回収代行やモニタリング、資産管理、バックオフィス(事務処理)などを主に行い、重宝がられています。いまやアメリカでは、一般の金融機関にとっても欠かすことのできない存在です。

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