不良債権というのは、簡単にいえば、金融機関がもつ貸付債権のうち、債務者の都合で約定どおりに返済されないか、あるいは債務者の業績が不振で債務超過に陥っている場合など、回収予定の債権価値を100%見込めないものを指します。
貸す側の金融機関からすれば、債権回収は、担保不動産の売却代金からであろうが、保証人や第三者からであろうが基本的には関係なく、とにかく貸付債権の残高分が回収できればよいわけです。
もっとも、10の価値しかないものを100で買ってくれるような人や企業はまれでしょうから、現実は厳しいものです。
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