土地の調査

デュー・ディリジェンス

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最近、「デューデリジェンス(デューデリ)」という言葉をよく耳にするようになりました。はじめのうちは「適正評価手続き」と訳されていましたが、本来は、適正な評価を行うための「調査・分析」を意味しています。

従って、不動産の「デューデリ」とは、土地や建物の権利関係の調査から始まり、違法建築の有無の確認、設備の更新や修繕の状態、さらには、テナントの入居状況や契約内容などを詳細に調査・分析して、その不動産が適正な評価額(投資予定額)に比べ、投資リターンの面で優れているかどうかを判断するための調査手続きと言えます。

「デューデリ」において、土地の調査を行うにあたっては、登記簿謄本などに基づく所有者の確認や、敷地の物的調査、さらには、法令上の規制などの調査を必要とします。デューデリは、不動産に係る権利関係を明確にすることを目的の一つとしていますから、厳密に調査・分析を行わなければなりません。

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